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建物の現況調査とは?

query_builder 2021/10/01
コラム
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建物を売却したい、または購入する時にしておいたことが良い一つのこととして建物の現況調査があります。
これをしておくと、売却主にも買主にもメリットがあるんです。
今回はそんな建物の現況調査について紹介したいと思います。

建物調査とは
建物状況調査とは、現在ある住宅の基礎や外壁等の部位毎にひび割れなど劣化を調査します。
また、雨漏り等の劣化事象・不具合事象の有無を目視で確認したり、計測等により調査もします。
既存住宅が現在どのような状況にあるのか知る大事な調査で、売却する時にも役立ちます。

■売主のメリット
建物調査は売主にも買主にもメリットがあります。

売主側のメリット
建物の現状を正しく把握
・買主とのトラブル回避
・予期せぬ出費を防ぐ

不動産の売買では、売主側に契約不適合責任というものが追求されます。
例えば、売却物件の契約内容に雨漏りしていたのに雨漏りの記載がなかった場合には売主が補修の対応を行います。
売却しても建物をきちんを調べずに契約書に記載されていない不具合がある場合には修理や、ひどい場合
には契約解除される可能性があるんです。
そのため、売却する時には必ず建物の現況調査をするのがおすすめです。
買主にとっても現況調査済である建物は信用性が増すのでアピールにもなります。

■買主のメリット
・購入予定の住宅への不安を減らす
・補修が必要な個所が分かる
・適切なリフォームやメンテナンスの見通しがつく

買主側が現況調査を行う場合には、購入する時に必要な費用の見通しがつきやすい利点があります。
ひどい場合には購入しなくて済みますし、許容範囲内であれば購入に繋げることができます。
別途、保証料が必要ですが、調査結果が一定の基準を満たした場合には、住宅の保証を受けることもできます。

▼まとめ
建物の現況調査はトラブルを未然に防ぐためにも大切になってきます。
安心して売却、購入したいとお考えでしたらぜひ依頼しておくことをおすすめします。
建物のことでお困りのことがありましたら、三井美佳土地家屋調査士事務所にお気軽にご相談ください。

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