住宅街や市街地などで時々、三脚に乗ったカメラのようなものをのぞき込んでいる作業員を見かけますよね。
これは「
測量」を行うスタッフです。
実はこの
測量、
不動産登記と深い関係があることをご存知でしょうか。
今回は
不動産登記と
測量の関係について解説します。
▼
測量とは?
測量とは、
土地の面積・高低差などを測る作業です。
測定した数値を元に図面を作り、
土地がどのようになっているかを視覚的に表していきます。
こうした作業は、例えば地図を作る時には非常に重要ですよね。
しかしそれ以外にも、私たちの生活に密接に関わる場面があります。
それが
不動産登記です。
■
不動産登記のためには正確な
測量が必要
土地の
不動産登記の際は、その
土地がどのような形をしているか、正確な面積などの詳細な情報が必要です。
測量のデータは、素人がメジャーなどで測って提出しても受理されません。
測量士の資格を持った職人によって正確に測定しなければ、登記の
手続きをすることができないのです。
■
土地売買の際にも
測量が求められる
既に持っている
土地を売却する際は、
土地の面積などが登記簿に明記されていますので、改めて
測量を行わなくても良いと思う方もいるかもしれません。
しかし数十年前は
測量技術が今ほど進んでいなかったため、古い登記簿のデータは実データと異なるケースが多くあります。
後で揉めないためにも、
土地の売買を行う際は改めて
測量をご依頼いただくことをおすすめします。
▼まとめ
不動産を扱う場合、
測量は切っても切り離せないものです。
ぜひ信頼できる業者にご依頼いただき、正確に
測量を行ってください。
三井
土地家屋
調査士事務所でも、経験豊富な
測量士が
測量を承っています。
測量の重要性をしっかり認識して、
不動産を正しく扱っていきましょう。